前回の投稿バイカーのギャング集団を描くバイカー版ソプラノズ『Sons of Anarchy』でも載せたSons of Anarchyのシーズン1を見ました。
数話目まで決定的に面白い!って思わなかったのですが、エピソードが進むにつれて面白さを増してきました。
シーズン1を見終わった上でのSons of Anarchy
ネタばれを含んでいますのでお気をつけ下さい!!
1. 恐るべし女たち
SOA(Sons of Anarchy)の総長Clay(クレイ)の妻であり副総長Jax(ジャックス)の母であるGemma(ジェマ)。
彼女の極妻っぷりが半端ないです。
ジャックスの離婚申請中の妻Wendy(ウェンディ)が子供を妊娠しているにも関わらずドラッグに手を出し子供が危なく死んでしまうところだったことで怒り、ドラッグ入りの注射器を渡したり・・・
クレイの浮気相手が街をあるいているところに気付き顔面をスケボーで殴ったり・・・
息子ジャックスの元カノであるタラを車で送り届ける際に、彼女がいない間に勝手にバッグの中をあさったりしちゃいます。
基本的にジャックスに寄り付く女は気に食わないし、ジャックスを守るためなら何でもしちゃう感ありすぎです。もう30代にもなるジャックスの恋愛にいちいち干渉してくるのもすごい。
アメリカとかでもこんな感じな人いるんだ!ってびっくりしました。
ジャックスの元カノで今は医者をやっているTara(タラ)もすごいのです。
タラはジャックスと別れた後に、医者になりチャーミングの町に戻ってきます。腰にはジャックスと付き合っていたころにいれたSOAのタトゥーが入れていあります。
そんなタラの何がすごいかって、元カレストーカーのATFエージェントがタラの家に潜んでいて気付いた時にはもう遅く、タラは襲われてしまいます。すきを見て元カレストーカーのお腹を銃で撃ってしまったタラは助けを求めジャックスを呼びます。
そう、警察ではなくジャックスを呼ぶのです。
そこ警察呼ぼうよ!
ジャックスがやってきたとき結局まだ生きていた元彼ストーカーはうるさくジャックスとタラを罵るのですが、それにキレたジャックスは銃で頭をぶち抜いてしまいます。そしてジャックスとタラは死んだATFエージェントを横にベットで結ばれます。
ていうか・・・ジャックスがATFエージェントを殺すってわかって呼んだだろー!!そして、死体を横にやっちゃうなんてどんな殺人犯よりも肝すわってるだろー!!ジャックスが全て処理してくれるって自信あっただろー!!
ひょっとしたらジェマよりもしたたかなんじゃないでしょうか。
2. シーズン1の一番の出来ごとOpieの妻殺害事件
シーズン1で一番の出来ごとはジャックスの親友でありSOAのメンバーでもあるOpie(オピ)がAFTによりSOAの密告者に仕立て上げられてしまうことです。SOAの関わった事件の本当の目撃者はいたのですが、ATFはそれを隠していかにもOpieがその事件を密告したかのようにしたのです。SOAの会議でOpieは自分の身の潔白を述べ、ATFに仕立て上げられたことを説明します。
それを受け入れるクレイ、ジャックスそしてSOAのメンバーたち。
しかし、オピのトラックにオピが気付かないままATFによって盗聴器が仕掛けられており、それに気付いたTig(ティグ)はオピがATFに寝返ったのだと確信し、クレイと話し合い、オピを殺すことを決めます。
ジャックスの子供の退院祝いの日、その計画は決行されます。オピがトラックにのりみ、オピの妻ドナと子供たちが家へと帰るために車に乗り込みます。それをみたティグはバイクで先にオピ殺害決行場所まで向かいます。そこでオピが子供たちを送るためドナとオピは車を交換します。トラックを一人で運転するドナ。一方、警察官であり、SOAと癒着しているUnser(アンサー)がオピはATFによって密告者に仕立て上げられただけであり、本当の目撃者がいることを告げにクレイのもとにやってきます。クレイはオピ殺害計画を中止するためにティグに電話をかけます。すでに時遅く、携帯を置きっぱなしにしたままバイクから車に乗り変えたティグはオピのトラック背後から運転者を銃撃します。そして走り際に運転していたのはオピではなくオピの妻だったドナであることに気づきショックを受けるティグ。
そのまま犯行現場を走り去ります。
このエピソードは涙なしでは見れません。
やってはいけない間違いを犯してしまったクレイとティグ。そして最愛の妻を失ってしまったオピ。
ジャックスはシーズンの最後でその真実を知ることとなるのですが、この事件が今後のSOAの行方を左右することになるのは間違いないです。
こんな感じでシーズン1は終わるのですがシーズン2も時間があるときに一気に見るつもりです!!
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