2012年7月2日月曜日

キャストも内容もフレッシュな『アメイジング・スパイダーマン』



アメイジング・スパイダーマンを見てきました。 


サム・ライミ監督でトビー・マグワイヤとキルステン・ダンストの前作の3部作が好きだったので今回あまり期待せずにみに行きました。


感想はかなり面白かった!です。 ただ、見てての前作のスパイダーマンと比べてしまい、前作の方がいいかなーと思う部分もありました。




以下は自分的に気になった違っている部分です:


ピーター・パーカーのオタクっぽさが無くなっている!!


一番の変化はここかなと思います。今回ピーター・パーカーを演じるアンドリュー・ガーフィールドがトビー・マグワイヤと比べておたくっぽい要素がないだけではなくピーター・パーカーのナードさがかなり薄まっています。


今回ピーター・パーカーはとりわけ高校で人気ものというわけではないけどスケボーを持ってフッディをかぶり、見た目も雰囲気もごく普通の高校生という設定で描かれています。クラスのスポーツ抜群の人気者男子にいじめられるシーンがあるのかと思いきや、いじめられているのはピーターではなく他の気弱な生徒。その場面をカメラでとるように言われ、断ると殴られてしまうという流れ。いじめっこの標的ではないのです。いじめに加担しない勇気もあります。
今回はピーター・パーカーの時点でヒロインに興味を持たれているし。恋愛もあっさり上手くいっちゃいます。


私はどっちかといったら前のオタクな青年からスパイダーマンにという流れの方が好きだなーと思ってしまいました。


ただ主演のアンドリュー・ガーフィールドは終始可愛かったです。スパイダースーツを着ていない時はすごく華奢にみえました。




秘密の部分がなくなっている!


前回の一作目はスパイダーマンの正体はピーターに近い人にはわかられていませんでした。そしてピーターが恋焦がれるMJはピーターの別の姿であるスパイダーマンに恋をするというものでした。
今回はピーターが広いんであるグウェンにあまりにもあっさり正体を自分からばらすので拍子抜け。
スパイダーマンだと知らずにピーターに惹かれたグウェンはピーターを夕食に招待する。そこで警察である父とピーターがスパイダーマンの話をめぐって意見が対立。途中席をたったグウェンとピーターはベランダで2人話をする。お互いキスをしたいのだけど...となってると、そこでグウェンに糸を飛ばし、くるくると巻きつけて抱き寄せます。そこでスパイダーマンだったのね!となりキスをするのですが...。
まずそれだけでスパイダーマンだったとわかったのもすごいけど、なにも驚かずに理解力ありすぎです!


後半はスパイダーマンは自分の力ではどうにもならなくて電話でグウェンに助けを求めているあたり弱いスパイダーマンもみせるよいう感じで今どきだなと思いました。

前作であったような一人で苦悩するスパイダーマンではなくなにかが現代版のスパイダーマンでした。




ピーターパーカーの両親に関するからみあり!


前回ではまったく触れられていなかったスパイダーマンの両親に関しては今回描かれています。 おそらく、3作を通して詳しく描かれていくのかなと思われますがそのへんはとても楽しみです。




キャストに関してはグウェン(エマ・ストーン)とMJ(キルステン・ダンスト)を比べるとやっぱりMJの方がいいなーと思います。MJは嫌な家庭環境から抜け出すために高校を卒業したらNYに行ってとなんか影がある感じで悩みもありそうな感じですが、グウェンはお嬢様で、勉強もできて、優等生。理解力もあってかわいいけど完璧すぎで何かが足りない気がしました。どっちかっていうと脇役ででてきそうなタイプのキャラ設定なので見てて違和感がありました。
エマ・ストーン自体はハスキーボイスでかわいかったのですが、服等ががアニメをベースにしているのかなにかがあか抜けない感じでした。

そして今回3Dで見たのですが、迫力があったしとてもきれいでした。3Dでみることをお勧めします!!