2013年2月5日火曜日

おすすめ映画 勇気を与えてくれる『ガタカ』(原題:Gattaca)



久しぶりに好きな映画の一つである『ガタカ』(原題:Gattaca)を見ました。

この映画は1回みただけでその内容に感動するのですが、繰り返し見ると新たに発見があったりと飽きることなくみれる映画として完成度がかなり高いのです。

あらすじはこんな感じです。

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物語の舞台は近未来。ビンセントは父と母の一番初めの子として何のテクノロジーも加えられずに自然な方法で妊娠した子として生まれてきます。しかし生まれてきた時のテストによりその子の病気やリスクが分かる時代のため、ビンセントには心臓に欠陥があり30年しか生きられないだろうというのが即座に分かってしまいます。両親は次の子はテクノロジーの力を借りて、遺伝子の良い部分だけを残す遺伝子の選択を行うことを決めます。そして弟アントンが生まれます。

ビンセントは何をやっても弟アントンにはかないません。"チキン"という海を泳いでどっちが怖気づいて引き返すかというゲームをやっても駄目です。
一方でビンセントは子供の時から宇宙に興味を持っていました。ご飯を食べるのも熱心に宇宙に関する本を読みあさります。しかし、すべての善し悪しは遺伝子で判断される時代。いくら頑張っても体に欠陥のあるビンセントには宇宙に行くという夢はかなわないことを両親からも思い知らされます。

ある日、ビンセントはアントンに挑み"チキン"をやります。すると、体格もスタミナも優れているアントンが途中でおぼれてしまいました。ビンセントは弟を助けます。
程なくしてビンセントは家を出て行きます。

時は過ぎ、ビンセント(イーサン・ホーク)は宇宙飛行の会社ガタカに入ります。
遺伝子で全てが決まってしまう世の中のに欠陥のあるビンセントはなぜガタカに入れたのでしょうか?
それはビンセントが全て完璧な遺伝子をもったジェローム(ジュード・ロウ)の身分と検査に使われる生体(血液、尿、指紋)を買い取り自分がジェロームとしてガタカで入社し偽って働いているからなんです。
ジェロームとして身分をいつわったビンセントは努力の甲斐あって宇宙飛行に行けることが決まります。しかし、出発間近に上司が何者かに殺されてしまいます。そこで"ジェローム"ではなく"ビンセント"のまつ毛が見つかってしまうのです。
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と映画はこんな感じではじまります。

この映画を見ると、人は努力、情熱で何だって出来るんだ、人と比べて何かが劣っていたって打ち負かすこともできるんだ!という気持ちにさせてくれます。

ジェロームは遺伝子としては最高で金メダルを取るために生まれてきたのに、今までに銀メダルしかとったことがありません。
しかしビンセントは自分の夢、目的とすることを実現させるため情熱をもって最終的には実現させます。

この描き方が良く出来ているんです。

ジュード・ロウの若いときの素晴らしい演技も最高です。主役のイーサン・ホークよりもかなりインパクトがあり印象に残ります。この映画をみると、ジュード・ロウは顔がかっこいいだけでなく本当に演技がうまいなあと感激します。

自分で限界を決めてしまっている人や、勇気をもらいたい人に凄くおすすめの映画です。
是非見てみてください!!

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