2013年2月6日水曜日

見終わった後は家族の愛にホロリとする『リトル・ミス・サンシャイン』



ずっと気になってたけど見た事のなかった『リトル・ミス・サンシャイン』を見ました。

評判通り面白く最後は爆笑してしまいました。

ストーリーは、フーバー家の末っ子オリーブが繰り上げ当選で「リトル・ミス・サンシャイン」という美少女コンテストの選考に出られる事になったため、家族でオンボロの車でコンテストに向かうというおはなしです。
その家族というのがみんなそれぞれ問題を抱えてたり世間からみたら変わり者なので旅では色々な事がおこります。

特に印象に残っているのが、自信を失いかけているオリーブにグランパ(オリーブのおじいちゃん)が「負け犬とは負けるのが怖くて試しもしない奴のこと(Losers are people who are so afraid of not winning, they don't even try.) 」と言い、コンテストに受かるために頑張っているオリーブは負け犬ではないと励ますシーンが素敵です。

それから、オリーブがお兄ちゃんを慰めるために無言で肩に手を回してよりかかるシーンも凄くよかったです。そしてその後、土手を上手く登れないオリーブをお兄ちゃんが持ち上げてあげるシーンがさりげないけどとても良くてほろりとさせられます。

お互いが愛情を大げさに表現することはないのですが、ちょっとしたことでこの家族がお互いを思いやっているんだなというのが感じられます。そして、最後にはそれが大きな形となってあらわれます。それが爆笑出来るということもただ感動させるだけの映画ではなくてコメディの要素もちゃんと残っていて上手いのです。

それにしてもオリーブ役を演じたアビゲイル・ブレスリンちゃんだったからこそこの映画が最高になっているだと映画をみていてつくづく感じました。これをみるとアビゲイルちゃんの可愛さにみんなとりこになるに違いありません!

最後に、『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンディーン・ノリスが脇役ながらいい感じの役で出ていたのでうれしくなりました。

勝ち組・負け組と白黒を付けたがる社会に対しての風刺も盛り込まれていてただ面白いだけではなく感動もできる映画です!おすすめです!

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