久々に,といっても一年に一回くらいは見てると思いますがセント・オブ・ウーマン/夢の香り
もう20年も前の映画だってことがびっくりです!!そういわれてみれば一番始めにみたのは小学生のときだったような...それすらも覚えていません。
何度見ても名シーンがたくさんあるし、飽きないし、感動します。
<あらすじ>
私立の進学校の高校に通うチャーリー(クリス・オドネル)はクリスマスに家に帰るための旅費を稼ぐために、感謝祭のため家族が旅行に行って家を留守にするために家に残される退役した元軍人の中佐フランク(アル・パチーノ)の面倒を見るアルバイトを引き受ける。
学校にてバイトが始まる前にチャーリーは級友のウイルス(フィリップ・シーモア。ホフマン)と歩いていたところ、同級生が校長を侮辱するいたずらを仕掛けているのを目撃する。
二人が目撃したのを知った校長は、チャーリーをその犯人を白状したら有名大学への推薦をするということで買収しようとする。そして感謝祭の間考えろと告げる。
そんななかバイトが始まった。家族が旅行に出かけたところ、気難しい偏屈な中佐であるフランクが急に旅支度を始め、ニューヨークまでくることになってしまった。
思いがけない出来事と、フランクの気難しさに戸惑うチャーリーだったが、年齢も性格もまったく違う2人は徐々に心を通わせていくことになる。
こんな始まりなんですけど、かなり映画として完成度高しです。
盲目で、偏屈で、生きる希望のなくなったフランクが自殺をするためにニューヨークやってきますが、心の汚れていない若いチャーリーと関わりあうことで変わる様子は見物です。
またこの映画には名シーンがたくさんあります。
フランクが感謝祭で家族があつまっているなか兄の家を突然訪れるシーン。あきらかに家族の厄介者であることが家に行ったシーンでもわかるのですが、そこで無礼な態度を取ります。死ぬ前に家族に会いに来たんだろうけど、ほんとうはそんなことはしたくないんだろうけどそういう態度をとってしまうフランクと家族の切ないシーンを上手く表しています。
あとはガブリエル・アンウォーとのタンゴのシーンです。ここは言うまでもなく完璧なシーンです。ここでの タンゴ の曲も素敵です。
そしてなんといってもこの映画は最後を見なくては意味がありません。
全校生徒の前でチャーリーを弁護するためにスピーチをするシーンは感動であり名演技そのものです!
これを見るたびアル・パチーノ凄いなって思います。なにげにアル・パチーノのがアカデミー賞をとった唯一の役なんですね。
クリス・オドネルも汚れていない頭の良い優しい若者の高校生役がまさにはまり役です。
ショーシャンクの空に
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