2012年3月27日火曜日

今更ながらMad Men(マッドメン)を見始めました




何回かテレビでやっていたエピソードを部分的に見たことはあったのですが、しっかり見たことがなかったこのドラマ。

The Wireを見終わったことだし気になっていたMad Menを最初からしっかり見てみようと決めました。

60年代のNYの広告業界が舞台になっているドラマです。

見始めてまずはじめにびっくりさせられるのが、衣装やオフィスや家庭の雰囲気やメイクやら何までも完璧に60年代を再現しているところです。
60年代のアメリカを知っているのか!といわれたら知りませんが、おそらくほんとにこんな感じだったんだろうなというのが伝わるのです。

当時の髪型やメイク、服装やしぐさや態度、眼鏡、帽子といった外見的な面から、男の人がするセクハラじみた会話など本当に完成度の高さに感動します!!
がしかし、正直なところ初めの数エピソードは見ていてあんまりおもしろくありませんでした。スローな展開で特にこれといった出来事もないからです。しかし徐々にはまりだしてきて、今は中毒になりそうです。

だんだんと登場人物に感情移入が出来てきて、面白くなってくるのですが、特にドンの秘書として入社してきたペギー・オルセンに注目してます。はじめはあか抜けない感じで、特に美人というわけでもなく(失礼)、好印象をもってなかったピートが家にやってきたら関係をもってしまったりと、いい子そうだけど別に好きでもないなという印象でした。

ただ、一歩引いたところから物事を見ている感じで、リップスティックの広告のときに持っている能力が分かってきたりと、なんかすごく応援したくなるキャラクターに変わってきました。

他に思ったことは、当時の煙草をガンガンすったりしてる感じや、女性へのセクハラや軽視、人種差別が垣間見れたり、表面的には幸せそうだけどそうではない様子を描いて当時はこんなにひどかったんだなあということを知らしめる場面なんだろうけど、たばこやセクハラや男尊女卑(女性の仕事は秘書か事務処理)なんかは今の日本の会社でもそんな感じだしなと思いました。


当時はすごいかったんだなと思うどころか全然進んでないなと悲しくなる場面もいくつかありました。

シーズン1の途中ぐらいまでしかみてませんが続きを見てみようと思います!!

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