昔見たときは、アルパチーノが威厳があるマフィアの幹部で、敵を殺したとき死体の処理シーンがショッキングだったというイメージしかなかったのですが、今回見てアルパチーノのレフティ役のイメージの違いがありました。
昔は「アルパチーノ」=「威厳がある役」という印象だったのですが、このフェイクでのアルパチーノは、マフィアだけど生活も特に豪華な訳でもなく、下っ端の人に追い抜かれて...という会社内で下っ端からは見下され、会社をやめるわけにもいかない定年間近でじっとしているお父さん的な役を演じています。
その演技がうまいったら!
特に好きな箇所は、フロリダに行ったときに、ソニー・ブラックに対してはやくNYに帰らせようと、つっかかるシーンです。
何気ないシーンなんだけど、とてもリアリティがあって、小物な感じが出てて、アルパチーノ凄いなと思ってしまいました。
映画全体はちょっと長めな感じもしますが、「ソプラノズ」や「グッドフェローズ」が好きな人にはおすすめです。
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